文芸塔

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文芸塔社について
月刊 正風冠句研究誌 『文芸塔』発行 あなたの作品を発表します

文芸塔は元禄6年、京都五条坂・迎光庵に住む貞門俳諧師、堀内雲皷の興した新詩型の作句法を源流として、昭和2年6月文芸塔社創立、7月正風冠句研究「文芸塔」誌を太田久佐太郎師が創刊して以来、通巻900号を超え、現在1,000号に向け刊行しています。

昭和9年冠翁堀内雲皷の墓碑を「文芸塔」太田久佐太郎ら同士 長田晃州他により発見、同年「冠翁忌」を制定し、久佐太郎筆書の、日のめぐみうれしからずや夏木立(雲皷作)、頴原退蔵博士の銘文を刻した句碑を、京都市富小路五条下る上徳寺内に、又門前には駒止めが建立され、毎年5月に堀内雲皷の遺徳を顕彰する[冠句大会]を開催しています。

文芸塔は同人で構成、代表として主幹を置き、全国に支部研究会を設置、毎月5日に文芸塔誌を発行。各地の支部、研究会に於いても句会を開催、それぞれ支部誌や会報を発行、幅広く活動しています。

文芸塔本社大会としては毎年1月に冠句事始式、7月には久佐太郎忌を定期開催、また3月には2代目主幹の桜月忌のほか、5月には冠翁忌墓前法要と共に「冠翁祭全国冠句大会」を催しています。

文芸塔の沿革

昭和 2 年
久佐太郎師を盟主として冠句研究普及の機関誌、文芸塔を創刊する。
昭和 4 年
初めて世に知られざる冠句始祖を文献により決定、冠句体系を確立する。
昭和 9 年
右始祖冠翁墓碑を京都に発見、冠翁忌を制定し、斯界の年中行事たらしむ。
昭和 12 年
全国文芸塔員の浄財により、冠翁句碑(久佐太郎筆、頴原退蔵博士碑誌)を、菩提寺上徳寺境内に建立する。
昭和 13 年
冠翁忌は京都市観光局の認めるところとなり、京都年中行事に記録編入さる。
昭和 14 年
京都市観光局により、右菩提寺前に史蹟標(駒止)建つ。
昭和30年7月1日
久佐太郎師逝去す。右により、早川桜月2代目主幹を継承。
以降、崎山不二夫、豊嶋明楽、松尾松風と引き継ぎ、現在主幹
松尾明美に至る。
昭和38年3月
久佐太郎句碑(田中周友博士筆)を、京都円山公園に建立除幕。冠句碑、その他市内真浄院、但馬満福寺内にも建立。
早川桜月句碑は、市内真浄院、舞鶴市共楽公園に建つ。
平成19年7月
文芸塔創刊80周年記念号発刊。
平成24年6月
文芸塔創刊1,000号達成記念刊行。
  ・久佐太郎著書 「雲皷点『夏木立』解説」「堀内雲皷研究」「現代冠句大観」「正風冠句新講」「近代冠句講話 上・下」他に「久佐太郎遺作冠句集『蒼天』」
  ・早川桜月著書 「早川桜月冠句集」(つくる心・新聞冠壇選評拾遺輯)
  ・松尾明美著 「現代冠句入門」(作風の分類など掲載)(問い合わせ 著者へ
    冠句研究「文芸塔」発行人 主幹 松尾明美


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