冠句は貞徳門の俳諧を源流として元禄6年、京の俳諧師堀内雲皷によって上の五文字を出し、付句の十二文字を作句する最短詩文芸として江戸時代に大流行しました。
昭和初期に至って太田久佐太郎先生に依ってそれまで笠付けとか烏帽子付けとよばれていた雑俳から真の文芸として正風冠句が誕生しました。
正風冠句は四季の生活風景と人生の哀歓を詠む抒情詩。京都が発祥の地で、冠翁堀内雲皷の墓や久佐太郎先生の句碑が京都・円山公園内・他にも建立されています。
冠句はあなたの生活の中から誕まれる文芸です。皆さんの作品を歓迎します。 (出句者に発表誌を贈呈)
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